2006年10月 2日 (月)

■レポート:フィンランドにて上映開始!■

★フィンランド時間9月28日(木)

いよいよ明日から劇場公開。明日の新聞では広告や映画評があちこちに掲載されることになります。広告には、新聞に掲載された映画評論家のコメントが一部紹介されています…
『かもめ食堂』は小さいけれど心に響いてくる。見終わって、気持ちよさが残る、そんな映画。

この数日、荻上監督のインタビューが新聞やテレビで再び登場しています。


『かもめ食堂』の撮影場所になったカフェ・スオミには、映画を観てやって来てくださる日本からのお客さんだけでなく、彼らを見たいとやって来る日本人観光のフィンランド人もいらっしゃるとか。
メディアでは映画に限らず、ライフスタイルや食を専門にする記者が『かもめ食堂』に感心を寄せるようになってきました。

Julisteita “キノパラツィ”という名のシネコンで上映。

★フィンランド時間9月29日(金)

フィンランドでの劇場公開が始まりました。さっそく仕事帰りの人たちが映画館に寄りそうな回に行ってきました。女性が圧倒的に多かったかな。「さてと、誰に話を聞こうか…」と出口の辺りで映画を見終わった人たちを眺めていたら、皆さん微笑み返してくださいました。ちょっとはにかみながらね。薬剤師と地理を専門にする教育学部の学生さんという女性のお友達ペアに感想を伺いました。

新鮮だった。あー、なんだか空気がおいしいなあ、っていうような気分にさせてくれますね。陽を浴びた森の中、小屋でゆっくりしている夏休みのような感覚…そう語ってくれました。そうそう、朝のニュース番組では映画評論を担当する女性が「ヘルシンキの景色を象徴する夏の海、キラキラとした海のゆるやかな波の上で漂っているような心地」なんて言っていました。

フィンランドはこれからどんどん夜が長くなっていきます。もの悲しくてちょっと憂鬱な季節。映画を見て、ほんのり暖かい気分になってこれからの季節を乗り越えていただければいいな、なんて思いました。

初日には、バスを一台チャーターして3時間かけてヘルシンキまで『かもめ食堂』を見にきてくださったエキストラのグループも登場です。見る前は「自分がでたら、拍手するよ!」なんてはりきっていましたが…。

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バスをチャーターして3時間かけて観にきてくれたエキストラのグループ。

ちょっとはしゃいでます。映画、楽しんでください!

レポート:『かもめ食堂』アソシエイト・プロデューサー 森下圭子

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2006年8月31日 (木)

■モントリオール映画祭レポート■

カナダのモントリオール映画祭に『かもめ食堂』が出品されました。
8/25~28の4日間にわたり、一日一回ずつの上映でした。
 
25日は平日の朝10:00にもかかわらず、
映画祭のスタッフが驚くほど席が埋まり、続く3日間もほぼ満席です!
荻上監督は、エスポ映画祭からモントリオールに直行。
舞台挨拶は15秒程度の短いものでしたが、
監督が「どうか寝ないで最後までみてください」と言うと、どっと大受け。
上映中も、気持ちいい大きな笑い声 がさかんに上がっていました。
なかでも、もたいまさこさん演じるマサコのキャラクターが大人気。
マサコが画面に登場する だけで笑いがまき起こる、という具合です。
モントリオールのみなさんも気に入ってくれた様子です!!
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会場“CINEMAS CINEPLEX ODEON”

_002 映画祭ムードのモントリオール

_003 このあと、笑いの渦が・・・。

_005 「日本人向けの新聞」による取材が。

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2006年8月24日 (木)

■満員御礼!フィンランドで『かもめ食堂』上映■

フィンランド時間8月23日

フィンランドのTVニュースにも取り上げられた『かもめ食堂』。当日も新聞に大きなインタビュー記事が掲載され、満員御礼となりました。チケットはソールドアウト、急遽、会場の通路にはあちこちから集められるだけの椅子を並べての上映です。

監督挨拶の後、いよいよ映画が始まります。初めてフィンランド人のお客さんを前に…出だしでカモメが登場したところから笑いが起こっていました。ガッチャマンを知らないはずの人々がガッチャマンで大笑いし、嬉しいくらいに日本でクスクスっとあったところでフィンランドの人々もクスクスっとやっていました。笑いの大波小波が寄せては返していくようで、ものすごい反応でした。また笑いながらもホロホロ涙を流したりしてたようです。

フィンランドの人が特に自分のお国柄で大笑いしていたのは鮭にまつわるエピソード、お酒が絡んだシーン、サウナが話題になるところ…などなど。フィンランドの演劇では「芝居にお酒にのまれる人を登場させる」という伝統があるのですが、『かもめ食堂』でも見事に登場していていましたね。

映画祭で大きなスクリーンでの上映だったからか、それともフィンランドらしいゆったりしたテンポが良かったのか、とても細かい表情や動作の変化にも敏感でした。見終わって「日本の役者さんたちは凄い。」と言いに来てくださる方々も。

上映後は場所を移して荻上監督を囲んでのQ&Aが行われました。あれだけ大爆笑し、ホロホロ泣いていた人たちですが、やっぱりフィンランド人。ちょっとシャイで質問するのに多大の勇気を要するのですが、それでも一人、またひとりと質問してくださいました。小林聡美さんの流暢なフィンランド語に「本当に日本人なのか」とフィンランド人が家系に?疑惑も。サウナの話があったけれどもサウナが実際に登場しなかったのはなぜ?『かもめ食堂』をあの場所にしようと思ったのは?というような質問も飛び出していました。

この模様は映画祭のオフィシャルサイトにあるフォトギャラリーで画像をご覧いただけます。
http://www.espoocine.fi/2006/index.php?page=etusivu&lang=eng

フィンランド人のお客さんたちに混じって足を運んでくださった日本の方もいらっしゃいました。ありがとうございます。

フィンランドでの劇場公開は9月29日から。好評な出だしに『かもめ食堂』のフィンランドチームも勢いをつけています。

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Q&Aを無事終えた荻上監督。左からフィンランドで『かもめ食堂』の宣伝を担当しているペーター、荻上監督をはさんで同じく宣伝担当のヨヨ、ラインプロデューサーのティーナ。

レポート:『かもめ食堂』アソシエイト・プロデューサー 森下圭子

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2006年8月23日 (水)

■荻上監督&『かもめ食堂』プロモーション in フィンランド■

フィンランド時間8月22日

『かもめ食堂』がいよいよフィンランドで上映されます。
映画祭の招待を受けた監督のスケジュールは取材でびっちり。モーニングショー(生放送!)にも出演。今日はかもめ食堂として撮影させてもらっていた古巣のカフェ・スオミで、丸一日インタビューに対応の荻上監督。フィンランドのテレビ、ラジオ、雑誌、新聞と様々な媒体で『かもめ食堂』が紹介されますよ。

取材の人たちが頻繁に質問していたのは、「なぜフィンランドで映画を撮ろうと思ったのですか?」ということと、「映画を見ているとなんとなくアキ・カウリスマキの世界に通じるものを感じるのですが」ということ。それから日本人とフィンランド人のチームワークとか日本とフィンランドの違いだとか。

フィンランドのインタビュアーの皆さん、監督の名前も「カモメショクドウ」も流暢に発音されていました。

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取材場所は『かもめ食堂』の撮影をしたカフェ・スオミ

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Ogi03 お疲れさまです!

メディア向け試写会に出席されたほとんどの方がインタビューを申し込んできたとのこと。幸先よさそうですが、一般のお客さんの反応は? 次は映画祭での様子をご報告いたします。

レポート:『かもめ食堂』アソシエイト・プロデューサー 森下圭子

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2006年8月17日 (木)

■フィンランド版ポスター完成!■

ヘルシンキでの9/29(金)からの公開(“キノパラツィ”にて)にあたり、フィンランド版のポスターデザインが完成しました! 

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「フィンランドで撮影された初の日本映画」というキャッチコピー。

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2006年6月 6日 (火)

■ヘルシンキで『かもめ食堂』を観た後は…。■

★フィンランド時間10月5日(木)

『かもめ食堂』の舞台となったヘルシンキで上映が始まって一週間。

夏ごろから新聞や雑誌で「日本人観光客の聖地巡礼」とまで呼ばれるようになった“カフェ・スオミ(cafe suomi)”の注目度がどんどん上がってきています。最近では毎週のように取材を受けているとか。カフェ・スオミは「かもめ食堂」として撮影に使われた場所。日本での公開直後から、日本からのお客さんたちで賑わうようになっていました。

そんな日本からの旅行者を一目見ようと集まっていたフィンランド人たちに加えて、いよいよ『かもめ食堂』を観てやってくるフィンランドのお客さんたちがやって来るようになりました。一緒に映画を観たお友達同士、または映画を観た人がお友達を連れて。わざわざカフェ・スオミに電話をしてきて「おにぎりはありますか?」と問い合わせてくる人まで登場です。

映画はフィンランドの観客のお腹もぐーっといわせているようです。美味しいものが食べたいな…そうして『かもめ食堂』を求めてカフェ・スオミへやってくるのでしょうか。

そうそう、フィンランドでは10月4日がシナモンロール(korvapuusti:コルバプースティ)の日でした。

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ウィンドウの「かもめ食堂」のロゴは撮影終了後もそのまま残っています。

レポート:『かもめ食堂』アソシエイト・プロデューサー 森下圭子

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